頭の片側のこめかみから目にかけて、時には両側や後頭部までも脈打つように痛むのが片頭痛の典型的な症状です。
人によっては、頭痛の始まる前に「前ぶれ」を感じます。
(チカチカとしたまぶしい光や、ギザギザ模様の線が、徐々に視界に現れ始めて、おおよそ5~20分間続きます。)
※その後頭痛が始まります。
片頭痛は大きく分けて「前兆のない片頭痛」と「前兆のある片頭痛」に分けられます。
前兆の多くは「閃輝暗点」などの視覚障害があります。
どこが痛む? | 主に頭の片側 両側が痛む事もある |
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どんな痛み? | 脈打つような激しい痛み 体を動かすと痛みが増す |
前触れは? | 目がチカチカする 「閃輝暗点」 空腹感、あくび |
頭痛に伴う 症状は? | 吐き気、 音や光に敏感になる |
頻度は? | 週に2~3回から月に1~2回 |
片頭痛が起こる原因は、頭やその周辺の血管拡張時に血管が広がりすぎて、周辺の神経が刺激されたり血管周辺に炎症が広がり痛みを発生します。
母親が片頭痛持ちだと、その子供が片頭痛になる確率は約4割にもなります。
女性は、ホルモンの分泌やバランスの変化が大きく影響します。
チョコレート、ワイン、チーズなど特定の食品が誘因になることもある。
片頭痛の発作がおきたとして、耳の上1cmくらいの所にある動脈を冷やす事で軽減されることがあります。
紅茶やコーヒーに含まれるカフェインには脳の血管を収縮させる働きがあるので、血管の拡張を抑えます。
片頭痛のときは、動くと痛みが増します。
できるだけ睡眠をとったり、安静に保つようにしましょう。
大豆や海藻、黒豆などの食品にはマグネシウムが豊富。これらは血管の拡張を予防し炎症を抑える働きがある。
まぶしい光に当たったり、騒音にさらされると頭痛はひどくなります。
これらの刺激を避けるようにします。
片頭痛の治療には、