群発頭痛は1~2ヶ月の間、ほとんど毎日続きます。
頭痛は10~15分の間にどんどんひどくなり、1時間位続きます。
発作は1日1回かそれ以上の頻度でしばしば睡眠中に起こります。
左右どちらかの眼の奥に、キリキリと突き刺すような激しい痛みが特徴的です。
その他の症状として、目が充血したり、涙が出たり、鼻がつまったりすることがあります。
どこが痛む? | 主に頭の片側の目の奥 |
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どんな痛み? | 目の奥をえぐられる ような激しい痛み |
前触れは? | 首が硬くこる、 飲酒が引き金になる |
頭痛に伴う 症状は? | 目の充血、 まぶたのむくみ、 片側の目からだけ涙が出る |
頻度は? | 半年から2~3年に1回、 1ヶ月間決まった時間に痛む |
群発頭痛は、片頭痛と同じように、頭部の血管の拡張と炎症に関係しているとされてますが、はっきりとした原因はまだ解明されていません。しかし、いつも決まった時間に起こることから、群発頭痛の人は、生物が生まれながらに持っている、体内時計に何らかの狂いが生じているのではないかと推測されています。
決まった時期に、また1日のうちでも決まった時間に激しい頭痛が起こります。
昼寝が群発頭痛を誘発することがあります。
眠らないで体を休めるだけにしましょう。
急激な気圧の変化、時差などで頭痛を誘発。
乗るときにはお薬を用意しましょう。
群発頭痛患者には喫煙者がたくさんいます。
頭痛持ちはまず禁煙をしましょう。
熱いお風呂は血管を拡張させます。
頭痛が起きている期間はシャワーを使うのが良いでしょう。
血管拡張薬を服用すると群発頭痛を発症することがあります。
肩や首筋のこりをほぐすのに効果的なのがマッサージです。
筋肉へのストレスを軽減する事ができます。
片頭痛でも使用される「エルゴタミン製剤」を使います。
これは、脳血管の拡張を予防するので、頭痛の始まった早い時期に服用すると効果的です。
就寝中に頭痛が起こる人は寝る前に飲むと良いでしょう。
医師の指示に従い、副作用に十分注意して使ってください。