脳梗塞や脳卒中・くも膜下出血など脳血管障害での年間死亡者数は約130万人にものぼります。
しかも、そのほとんどが自覚症状がないものです。
ほんの少し自分の脳の健康を気にしてあげるだけで、こうした脳血管障害を防ぐ事ができます。
現代の3大病は「がん」「脳卒中」「心筋梗塞」といわれております。
従来の人間ドックは脳に関しては十分な検査が行われておりませんでした。
脳卒中はある日突然発病し、重度の後遺症や死亡に至るケースもあります。
また、無症候性脳梗塞など、脳の病気は自覚症状のないものも多数あります。
発病したら取り返しがつかない事が多いのが脳の病気です。
そうならないためにも早期発見・早期治療がやはり一番重要です。
定期的に脳ドックなどの検査をして、日頃から脳の健康状態をチェックすることをおすすめいたします。
脳ドックとは一言でいうと脳専門の健康診断です。
日々健康に気をつけてる方は多くても、脳の健康までは気にされてる方は多いとはいえません。
心臓であれば、人工心臓など代わりにはありますが、脳の代わりはありません。
眼がかすむ、手足のしびれ、肩凝りなど、「たいしたことはない」という小さな油断の中に大きな危険が潜んでいます。
脳ドックは、予防医学の賜であり、脳の血管が詰まってその先の組織が壊死する脳梗塞や、くも膜下出血の原因となる動脈瘤を数ミリ程の小さな段階で発見します。
また、アルツハイマー症も早期に発見できれば、その進行をおさえるあるいは遅らせることが可能です。
脳疾患の気になる方、ご親族の中に脳卒中・脳腫瘍の罹患者のおられる方、高血圧・糖尿病・高脂血症などの脳卒中危険因子を有する方に特にお勧めします。
血液を送り込む動脈が硬くなった状態です。
血液の流れが悪くなり、時には閉塞する事もあります。
高血圧・糖尿病・肥満・喫煙などは動脈硬化を促進するといわれてます。
脳に血液を送る血管が細くなったり、つまってしまい、脳へ正常に血液が流れなくなり、脳が壊死してしまう状態
脳内の動脈の中に瘤(コブ)が出来た状態。このコブが破れるとくも膜下出血となります。
頭蓋骨内に発生する全ての腫瘍。
海馬等の萎縮を確認します。
脳の病気は自覚症状がないものもあります。
体の疲れだけでなく、脳の心配も心がけてください。
「自分だけは大丈夫」なんて保証はどこにもないんです。
定期的な検診を心がけ、少しでも違和感を感じた方は、迷わずご相談ください。
当院では、より多くの患者様のお悩みを解消するために、低価格で基本的な脳ドックが受けられます。ここでは検査当日の流れをご紹介します。
※検査の混み具合によっては検査項目の順番が前後しますのでご理解いただきますようお願い申し上げます。
TEL:044-740-5252
診察・神経学的所見
心電図
頭部CT
頚部XP・胸部XP
頚部エコー
脈波検査
重心動揺計
検査結果は検査当日に出ますので、
その場でご説明致します。
医療技術の進歩により、より詳しく脳の状態をより把握することが可能となりました。
下記に当院の検査項目をあげましたので、是非ご参考にしてください。
瞳孔を通じて眼球内の網膜、視神経乳頭などを検査します。
脳腫瘍を疑わせる所見(うっ血乳頭)が見られる時もある。
心電図を測ることによって心臓病の病気等も発見することができます。
超音波を使用して頚動脈血栓 や動脈硬化の有無を調べます。
めまい等の検査をすることができます。
動脈硬化をの判定をします。
女性や年配の方に多い骨粗鬆症の診断をします。
血液検査結果を確認し動脈硬化のリスクファクターを洗い出します。
身長・体重を計測します。
高血圧・低血圧を測ります。脳卒中と血圧の関係は非常に深いです。
約1時間になります。検査結果は検査当日にお知らせいたします。